クロード=ベニーニュ・バルバトルというフランスの作曲家

クロード=ベニーニュ・バルバトルはフランスの作曲家である。あまり有名ではないが、クラヴサン曲がとても良い。ついクラヴサンと言いたくなるのは、フランス人だからだ。ドイツ語ではチェンバロ、英語ではハープシコードである。

バルバトルは1724年生まれであるらしい。J.S.バッハが1685年生まれなのでずっと39年後に生まれたということになる。モーツァルトは1756年なので彼よりは32年年長である。とても良い曲なので、楽譜を作った。

原曲はF-durであるが、ピアノで弾こうとするとちょっと音が低いように感じてしまう。チェンバロ曲では僕はそのように感じることが多い。そこで長3度高く移調したA-dur楽譜を作ってみた。とは言うものの、この曲は全くピアノに向いていない。

さてチェンバロが欲しいとずっと思っているけれども、チェンバロはピアノに比べてものすごく軽くて良いのだけれど、奥行きがとても長い。家にはとてもチェンバロを置けるスペースがない。

クロード=ベニーニュ・バルバトルはこんな素敵な曲を作っている。演奏もとても素晴らしい。チェンバロもとても綺麗な音を出している。

La Lugeac – C. BalBastre (A-dur版)

この楽譜もMuseScoreで作った。とても良いアプリである。この曲の後で楽しく子供達とプロコフィエフをMuseScoreで打ち込んでいたら、できないこと幾つか判明した。

一つは、小節をまたがって繋がる音符の旗の横桁が書けなかった。他にもちょこちょことある。しかしバロックの楽譜を書くのにはあまり問題になることはない。

MuseScoreについて

MuseScoreの日本語版はここにある。GNUのジェネラルパブリックライセンスの下にオープンソースソフトウェアとして公開されている。

楽譜をPDF, SVG, PNGで出力することもできるし、音声ファイルとしてもWAV, ogg, FLACの形で保存ができる。楽譜の作成中にも音声として鳴らすことができる。


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