東京の温泉(大田区の黒湯温泉)

東京の温泉について書くことにしたのは、いろいろと話せば長くなる。子どもたちが受験でゆっくりと休むことができなかったので、春休みになったらちょっと箱根とか湯河原あたりに出かけたいと考えていた。

なぜそっち方面かと言うと、お墓参りにも行きたいので同じ方向を選んだというわけである。そうでなければ、山梨、群馬、栃木でも良い。

それこそ関東の温泉宿は本当にたくさんあって、探し始めてみると春休みのせいかちょっと値段が高い感じもするけれども、それぞれに良いところがあって、どこも楽しめそうである。

新しい設備の整ったホテルも良いし、歴史的な建築の旅館の風情も良い。と、いろいろと目移りしていたのだが、実は家族のスケジュールが合う日がないことが分かった。

東京の温泉

そんな時にふと東京で「温泉」を検索してみたところ、私の住む大田区にも温泉がたくさん出てきた。東京にも温泉があるのか!

もちろん、それは旅館ではない。銭湯である。銭湯ではあるのだけれど、温泉だ。黒っぽいお湯で、黒湯という。温度も低いので加熱している。

自宅から比較的近いところにもあった。歩いていける。温泉に歩いていけるなんて。

東京都全体、あるいは伊豆七島までも含めると、東京とひとことで言ってもそこそこの数の温泉はあるだろうと思う。東京の伊豆七島も火山でできている島も多い。

その中でも、東京23区には、温泉はいくつあるのか? 「東京日帰り温泉探索」には、62の温泉が紹介されている。

そして、23区の中でも一番温泉施設が多いのは、大田区で22の温泉施設がある。そうだったんだな!

大田区の黒湯温泉

Wikipediaにも載っている。大田区には20軒の温泉施設(銭湯など)があるそうだ(2017年12月時点)。お湯が黒いのでWikipediaでは「大田区の黒湯温泉」という項目が立てられていた。

18度程度の常温の冷鉱泉だそうだが、溶存成分がある一定量を満たしていることにより温泉と認められるということである。

家から一番近い温泉施設は、とても地味なので、近くに住んでいてもその存在を忘れてしまうほどで、食卓の会話で僕が妻に「家の近くのあの銭湯はまだやっているかな?」と話しかけると「知らない」というような感じになってしまうほどなのだ。

フミン酸という成分のために黒褐色の湯となるそうである。泉質は、弱アルカリ性。

さらに紹介ページがたくさん:
・大田区のホームページの「大田区の温泉について」(久が原湯の写真が掲載)
とても綺麗なホームページ「大田浴場連合会サイト」(大田区の銭湯全般について幅広く紹介されている)
東京銭湯マップ(大田区)

これから探訪

5年くらい前に黒湯のことは、聞いたことがあったのだけれど、行かずじまいになっていた。何だまだ行ってないのかよ、という声が聞こえてくるけれども、近所で黒湯を試してみることにする。

予定は未定であるけれども、何か発見があったらレポートします。箱根の温泉に先に行ってしまったら、報告が遅れるかもしれませんが。

追伸

この写真の温泉銭湯は、現在改装中で営業再開は2019年1月頃という張り紙がしてあります。どんな風になるのでしょうか。

→「東京の温泉「ますの湯」リニューアルオープン!

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