東京の温泉「ますの湯」リニューアルオープン

東京の温泉については、まだ勉強中であるが、家から一番近い大田区の温泉ということで、益の湯には注目していたのである。

ますの湯リニューアルオープン

2018年6月中頃から改装中ということで、一体いつ仕上がるのかと待っていた。当初は1月リニューアルオープン予定と貼り紙が出ていたが、少し遅れて2019年3月1日にリニューアル・オープンした。

とても嬉しい気分である。
あれっ? ひらがなになった。

2019年3月のますの湯
2019年3月のますの湯

COCOFURO ますの湯」という看板があり、今までとは随分と印象が変わって、今風のデザインである。

入り口の看板を横から見るとこんな感じ。

2019年のますの湯の看板
2019年のますの湯の看板

入り口を覗くと、いつも結構たくさんのお客さんがいる。昔からの常連さんに加えて、若い人も随分と増えたようだ。

東急池上線 久が原駅から徒歩0分。15秒くらいである。

黒湯の温泉

なぜ黒っぽくなるのだろう。大田区の黒湯は、植物性の有機物を多く含むために、黒っぽくなるそうだ。フミン酸という成分が多く、これが黒褐色となるそうである。泉質は、弱アルカリ性という。

18度程度の常温の冷鉱泉だが、溶存成分がある一定量を満たしていることにより温泉と認められるという。

(上の写真は女湯で、男湯と左右が逆になっている。一番奥のよく見えないところがお風呂)

男湯は、正面奥に左右二つの浴槽がある。それぞれ3畳くらいか。左手が黒湯で、右が炭酸泉となっている。黒湯の浴槽は、もう完全に真っ黒に見える。黒湯の温度は43度くらいに加熱されている。お湯を手にすくって見ると、ごく薄い麦茶くらいの色だ。わずかにとろっとした感じがする。

炭酸泉の方は、完全に透明で、温度は40度に加熱されている。炭酸ガスを通してあるため、泡立つ炭酸水になっている。

そして、左側奥にサウナ室がある。ここも追加料金なく利用できる。上下2段で6人座れる。壁には左右両側に、ひっくり返せるように砂時計が付いている。

ゆったりしたロビー

お風呂から出てくると、ロビーには一人用の大きめのソファが12個置かれていて、その間にいくつかのサイドテーブルが配してある。天井が高いのでとてもゆったりした感じだ。

生ビール、瓶ビール(ハイネケン)があり、風呂上がりにどうしても飲みたくなってしまう。脱衣所には瓶入りのイチゴ牛乳やコーヒー牛乳の自動販売機がある。サウナ室の正面の壁に「生ビール300円」というカラー広告が貼ってあったのはちょっと罪である。

漫画も単行本が本棚にぎしっと並んでいる。これならば、女湯と男湯に別れても、待ち時間は気にならない。

温泉に入って、生ビールを飲んでも、760円である。ものすごいコストパフォーマンスの良さである。

去年までの店構え

さて、去年まではこんな感じだった。正面玄関の写真だけだが、中では写真が撮れないし・・・。昭和レトロな感じで、これ自体は悪くないし、好きという人も多いだろう。とは言っても、やはり若い人を呼び込まないといけないしね。

2018年の益の湯
2018年の益の湯

以前の記事は「東京の温泉(大田区の黒湯温泉)」を参照ください。

 

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