ピアノ室の防音と換気の問題に取り組む(3)

ピアノ室の防音と換気の問題に取り組む(2)」の続きである。

それからも苦労したのですが、順を追っていく。

やはり換気は重要

やはり換気はとても重要なのである。パンのみに生きるにあらず。神の言葉によって生きるのである。吸って吐く空気がなければ声は出せない。まさにしかり。

同時給排熱交換型換気装置についてはもう他のものでは成り立たないという見解に達した。外付けで実装するには制約がある。基本的には三菱電機のロスナイ、もしくはそのOEM製品が第一候補である。

ロスナイは、「同時給排」で「熱交換型」である。ところが、エアコンなどと異なり、このような機器は電気屋では売っていない。壁に穴を開けて、設置する機械としては、同じようなものだと思う。しかし、店で売ってなく、簡単に買うことができない。

そこで工務店やリフォーム屋で頼むことになる。エアコン設置はたとえ壁に穴を開けてさえ改築にはなるわけないのだが、「たかが換気扇」を設置するだけで改築になり、建築会社、工務店、リフォーム屋を動員することになるのである。

これはちょっとどうにかして欲しい。きっと数年後には普通に電気屋でできるようになるだろうとは思う。


前回の、容積21m3の部屋で1人で1時間過ごすと二酸化炭素濃度はどれだけ増加するか?

(最初の空気は、酸素が21%、二酸化炭素が0.04%で1気圧とする)
(呼気中の二酸化炭素濃度は3%とし、1時間の呼気量は480リットルとする)
(吸気の酸素と呼気の二酸化炭素の量(体積)は同じとする)

一人で1時間部屋にいると400ppmだった二酸化炭素が1086ppmに成るということだ。686ppmの増加である。


ということだったわけだけれど、換気装置がある場合にどうなるかを考えてみる。

部屋の容積は21m3で、換気装置の性能は0.5回/時とする。給気=排気では10.5m3の実効性能が出ると期待する。室内には一人。

その場合は、こんな感じになるはずだ。

1000ppm未満にすることが望ましいのだが、ちょっと超えてしまう。まあこんな感じで良しとしなければならないだろう。性能を高めようとすると騒音も大きくなってしまう。苦しいところだ。

部屋が狭いから、このようなことになるのだな。部屋が広ければこんなに苦労することはない。広さが倍で、かつ0.5回/時の換気(換気量も倍)ができるようにした場合はこうなる。

こういうのを見てもあまり面白くない。部屋が広いと良かったなと思うだけである。

気を取り直して、これからは実装を考える。前向きに。

次のページへ→「ピアノ室の防音と換気の問題に取り組む(4)


前のページへ→「ピアノ室の防音と換気の問題に取り組む(2)

One Reply to “ピアノ室の防音と換気の問題に取り組む(3)”

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください