昼ごはん、タンメン。
どこだったか、青梅の方面であったかな。そう、青梅市新町だった。店名は「はぐろや」という。お店は空いていてお客さんはいなくて僕一人だった。平日で1時過ぎていたからだろう。
まあ、このすっきりとした陰影を見れば、すっきりとした味わいが想像できることと思う。
注文してから驚くほど早く出来上がってきた。すっきりした塩味で、味に深みというか勢いがあってとても美味しかった。白菜ともやしと豚肉が入っている。キャベツではないのだ。
あつあつで、でも野菜にはシャキッとした食感が残っている。ちょうど気持ちの良い油がのっているけれど、さっぱりしている。
近頃では、このようなシンプルなメニューがあまり好まれないようで、複雑な材料や組み合わせを売りにしている店も多い。しかし、マグロの刺身に、マヨネーズやソースやドレッシングをかける人はいない。それは醤油とわさびで良いのであって、新鮮な食材があればそれをさっと調理するに限る。
写真では分かりにくいけれども、よくあるタンメン鉢よりももっと大きく開いて、平べったい器である。
このお店には他にも色々メニューがあるのだが、カレータンメンというメニューが気になるところである。