ラーメン屋さんのラーメン。とてもおいしい。
このお店のメニューでは、ラーメンのことを「支那そば」と言っている。昔ながらの感じが出ていて、しゃれている。
ラーメンを注文すると店の親父が「おそば、一丁!」と一人で大きな声を上げる。休日の昼時などには、お店にもう一人お手伝いの人がいるのだが、その人がいなくて一人の時でも店主は大きな声で「おそば、一丁!」と言うのである。
これは、理由もなく、とても嬉しい。
スープはこくがあるけれども、何も引っかかるものがなくて、いつも結局最後まで飲んでしまう。チャーシューはどれだけ分厚くても柔らかくておいしい。麺はすこしちじれた細麺である。
とても上質なのに値段は安いのだ。味はもう間違いがない。
時々行くと閉まっていたりして、不定期に休日があるようだ。長く続いて欲しい。