クラシック音楽の作曲家年表を作った。
作曲家の生年と歿年を表記して、年表にした。コンパクトな実用版を作成した。有名な作曲家を厳選した。
生年と歿年の差を参考につけたけれども、これは実際に亡くなった時の年齢というわけではない。生年と歿年の差を単純計算したもので、誕生日を考慮していない。
作曲家年表(クラシック音楽)
ぼーっと眺めていても、いろいろなことが見えてくる。
旧版はこちら:
改版して色を付けた。作曲家の年齢が20歳までは薄いオレンジ色で、それ以降は10年毎に色を変えている。ある特定の年に、複数の作曲家の年齢がどれだけ離れているか、見えるようになった。
このように作曲家の年齢が上がると色が変わっていくというアイディアは、別に目新しいものではないけれども、2019年12月時点では、他にはなかった。komoriss.comのオリジナルとして作成した。インターネットで多くのサイトをチェックしたが今までには見たことはない。
作曲家一覧表
繰り返すけれども、この表の一番右側の数字は、生年と歿年の差を単純計算したものである。つまり、誕生日を考慮していないため実際に亡くなった時の年齢というわけではない。(下表では、上の図表に入りきらなかった作曲家も載せている。)
作曲家 | 生年 | 歿年 | 年 |
パッヘルベル | 1653 | 1706 | 53 |
クープラン | 1668 | 1733 | 65 |
ヴィヴァルディ | 1678 | 1741 | 63 |
テレマン | 1681 | 1767 | 86 |
ラモー | 1683 | 1764 | 81 |
J.S.バッハ | 1685 | 1750 | 65 |
D.スカルラッティ | 1685 | 1757 | 72 |
ヘンデル | 1685 | 1759 | 74 |
C.P.E.バッハ | 1714 | 1788 | 74 |
ハイドン | 1732 | 1809 | 77 |
ボッケリーニ | 1743 | 1805 | 62 |
M.クレメンティ | 1752 | 1832 | 80 |
モーツァルト | 1756 | 1791 | 35 |
ベートーヴェン | 1770 | 1827 | 57 |
パガニーニ | 1782 | 1840 | 58 |
クーラウ | 1786 | 1826 | 40 |
チェルニー | 1791 | 1857 | 66 |
ロッシーニ | 1792 | 1868 | 76 |
シューベルト | 1797 | 1828 | 31 |
ベルリオーズ | 1803 | 1869 | 66 |
ヨハン・シュトラウス一世 | 1804 | 1849 | 45 |
ブルクミュラー | 1806 | 1874 | 68 |
メンデルスゾーン | 1809 | 1847 | 38 |
ショパン | 1810 | 1849 | 39 |
シューマン | 1810 | 1856 | 46 |
リスト | 1811 | 1886 | 75 |
ワーグナー | 1813 | 1883 | 70 |
ヴェルディ | 1813 | 1901 | 88 |
ラロ | 1823 | 1892 | 69 |
スメタナ | 1824 | 1884 | 60 |
ブルックナー | 1824 | 1896 | 72 |
ヨハン・シュトラウス二世 | 1825 | 1899 | 74 |
ブラームス | 1833 | 1897 | 64 |
サン=サーンス | 1835 | 1921 | 86 |
ビゼー | 1838 | 1875 | 37 |
ムソルグスキー | 1839 | 1881 | 42 |
チャイコフスキー | 1840 | 1893 | 53 |
シャブリエ | 1841 | 1894 | 53 |
ドヴォルザーク | 1841 | 1894 | 53 |
グリーク | 1843 | 1907 | 64 |
リムスキー・コルサコフ | 1844 | 1908 | 64 |
フォーレ | 1845 | 1928 | 83 |
エルガー | 1857 | 1934 | 77 |
プッチーニ | 1858 | 1924 | 66 |
アルベニス | 1860 | 1909 | 49 |
マーラー | 1860 | 1911 | 51 |
ドビュッシー | 1862 | 1918 | 56 |
リヒャルト・シュトラウス | 1864 | 1949 | 85 |
シベリウス | 1865 | 1957 | 92 |
サティ | 1866 | 1925 | 59 |
グラナドス | 1867 | 1916 | 49 |
スクリャービン | 1872 | 1915 | 43 |
ラフマニノフ | 1873 | 1943 | 70 |
ホルスト | 1874 | 1934 | 60 |
シェーンベルク | 1874 | 1951 | 77 |
ラヴェル | 1875 | 1937 | 62 |
クライスラー | 1875 | 1962 | 87 |
ファリャ | 1876 | 1946 | 70 |
レスピーギ | 1879 | 1936 | 57 |
バルトーク | 1881 | 1945 | 64 |
ストラヴィンスキー | 1882 | 1971 | 89 |
ヴェーベルン | 1883 | 1945 | 62 |
ベルク | 1885 | 1935 | 50 |
ヴィラ=ロボス | 1887 | 1959 | 72 |
プロコフィエフ | 1891 | 1953 | 62 |
ヒンデミット | 1895 | 1963 | 68 |
ガーシュイン | 1898 | 1937 | 39 |
プーランク | 1899 | 1963 | 64 |
フィンジ | 1901 | 1956 | 55 |
ロドリーゴ | 1901 | 1999 | 98 |
ショスタコーヴィッチ | 1906 | 1975 | 69 |
ケージ | 1912 | 1992 | 80 |
ブリテン | 1913 | 1976 | 63 |
バーンスタイン | 1918 | 1990 | 72 |
武満徹 | 1930 | 1996 | 66 |
カプースチン | 1937 | 2020 | 83 |
バーンスタインは指揮者としても一流であったが、作曲家としてもすごい人だった。20世紀は多数の作曲家がいるが、非常に有名な数名にとどめた。
シェーンベルク 1874-1951 77
ベルク 1885-1935 50
ヴェーベルン 1883-1945 62
コメントありがとうございます
確かに抜けてます
(というか抜けだらけですね)
いずれ改版します
一覧表の方には、シェーンベルク、ベルク、ヴェーベルンの3名を入れました。
シェーンベルク(1874年生まれ)はもっと新しいようなイメージでしたが、こうして見ると、ラフマニノフ(1873年)、ホルスト(1874年)、ラヴェル(1875年)と同世代なのですね。
年表画像を新しくするとともに、作曲家を追加した。C.P.E.バッハとフランシス・プーランクの2名である。
ヘンデルとハイドンの間が空きすぎていて不自然だと思っていたら、そういえばC.P.E.バッハがいた。
プーランクはよくピアノで弾くのに入っていなかったから。個人的な理由です。